■ とあるこぜまい箱の中 ■

「おーい、ちょ、オマエさ、何でこんなぴったりしっかりくっついてる訳ー?
もう少しさー…隙間あんだから、他に逃げ道とかねえの」

「他に身体を逃がす場所があれば、そもそもこんな状況になっている訳が無かろうが、たわけ。
ちなみに、残念だが足元は既に固定されていてね、下手に動くと厄介なことになりそうだ」

「つーか腰ぴったり重ねねぇでくんね? オマエの似非スカートのお陰で暑いんですけど」

「外套と呼ばんか阿呆、それを言ったら此方とて暑苦しいのは変わりないわ!」



以前日記に書いていた、マイマシンの内蔵HDDを繋ぐ電源ケーブルどもは、箱の中でこんな風に重なっております。 けしからんケーブルどもですよまったく。はぁはぁ。
癖のつき具合と長さがまたこう、重なり合うように一致していて楽しいったら。(長さに関してはそりゃ当たり前なんですが。いいじゃないか夢ぐらい見たって)

ちなみに手が重なるあたりが、マザーボードとの接続点です。
後から買い足したHDDについてきた赤いケーブルが、自動的に元からあったHDDの青いケーブルに上から覆いかぶさる形になったのはもう、神の采配としか思えない。


楽園はこんなに近くにあったんだ! というお話でしたー。(…)(末期) 

2007/08/16up.
SAI/Photoshop7.0


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