■ 魔術師殺し ■

衛宮切嗣、と言う男の名前を知ったのは、いつだったか。
始めに聞き及んだのは確か、聖堂教会からの情報であったと記憶している。
次にその名に出逢ったのは、師の工房。
名を象る音を知り、綴りを知り、彼の経歴を知り。
彼の在り方に、己が未だ得ていない『答え』を見たような気が、したのだ。

───だから私は、彼に遭(逢)わなければならない。
苛烈なまでに命を量り続け、答えを探して辿り着いたであろう、あの男に。



勢いで落書きしてZero第一巻を読んで、噛み合わないまま描いちゃった一枚。
絵はネタバレのネの字も入っていません、が。
SAIでペン入れして色塗りはほとしょ。
デリンジャーを持たせたのは、ただの趣味です。(真顔)

2007/01/13up.
SAI/Photoshop7.0


Return